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写真でお届けする井上陽介の活動



竹内直ツアー&関東の日々&大阪セントジェームス&佐山トリオIN九州
(12月2日〜12月27日ー2009年)



12月2日から6日まで竹内直カルテットのツアーでした。
12月2日は滋賀県にある金亀酒造の酒蔵でのコンサート。
江戸時代から続いている由緒あるこの酒造メーカーと、
熱心な主催者の心意気が伝わる特別なコンサートでした。


道行く窓からの光景では時々不思議な光景が。
道にならぶ洗濯機たち。


ツアー最終日の12月6日は富士のケルンにて。
このライブハウスに初めて出演してからはやくも17年くらいたちますが
いつもかわらぬジャズとミュージシャンに対するマスター夫婦の愛情には
深い敬意をいだいています。


12月8日は南青山のボディアンドソウルにて大西順子トリオでの出演。
ドラマーの原さんが急病のために急遽、代役をジーン・ジャクソンが務めることに。
代役といってもレコーディングメンバーがそろったことにより
トリオのサウンドに問題はあるはずもなく
夏以来のトリオサウンドにさらに進化が見られたように思います。
この日はかねてから順子さんのファンだった村上春樹さんもみえて
僕の読書にはまるきっかけになった方だけにお会いできて感激でした。


東京の夕暮れ。


12月9日、新宿ピットインにて芳垣安洋さんのアコースティックセッション。
いつもとは違ったフリーな演奏ですが、
とても音楽的で芸術的な演奏に刺激をいっぱいうけました。
アコースティックな響きにこだわり、楽器のセッティングもいつもとは違う
ステージを降りたところにセッティング。


12月10日、六本木のアルフィーにて大西順子トリオ。
それにしても復活していらいバリバリと演奏しています。
そしてお客さんもたくさん来てくれます。
ジャズシーンに多大な活力をもたらしてくれていることに感謝。


12月11日と12日は大阪のセントジェームスにて演奏。
地元大阪の懐かしい風景はノスタルジーにひたらせてくれます。
学生のころミナミのこのあたりでバイトしたり演奏したりしていました。


セントジェームスのオーナーでもある田中武久さんの
新しいCDの録音メンバーでのライブも恒例となり
その都度、熱心な、そして大阪らしい濃いお客さんでいっぱいになります。
いたってストレートな演奏は、あたたかく、時に鋭く、まさに生きざまが音になります。
そして毎回とても楽しいライブになります。


12月16日、六本木サテンドールにて大西順子トリオ。
ここでもたくさんの人の熱気でにぎわいました。


冬は車の下があったかいにゃー。
でもこれでは車が出せないにゃー。


12月17日、六本木アルフィーにて宮川純トリオ。
21歳にしてあふれる才能を持つ彼はライブをするたびに成長を続けています。


12月23日、佐賀の武雄市、24日は博多と佐山雅弘トリオで九州を2か所。
博多の天神の公園はニューヨークのセントラルパークのように
市民の憩いの場所になっています。
トリオもバラエティに富んでいながら筋の一本通った楽しい演奏でした。


12月26日、神田の東京TUCにて椎名豊セクステットのライブ。
大坂君とのG1トリオに川島君、スティーブ・サックス、岡崎芳郎くんの3管が加わり
がっちりとジャズに取り組んだライブは年末を飾るにふさわしいものでした。


12月27日は目黒ブルースアレイにて大西順子セクステットのライブ。
いつものトリオに岡崎芳郎、片岡雄三、鈴木央紹というフロント。
久々の3管にレパートリーもアレンジも新しいもので、
まさに濃厚なジャズのライブを演奏者も聴衆も楽しみました。
この日も村上春樹さんがお見えになり、なんと小澤征爾さんを連れてきてくれました。
今年のライブは僕自身はこれで終わりですが、本当に1年間みなさまの応援
とても心強く感謝の念でいっぱいです。
来年もさらに精進を重ねてみなさまによりよい演奏を届けていきますので
どうか引き続きよろしくお願いします。


武蔵野の夕暮れ。
そして今年も暮れていきます。



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