Letter From Yosuke


2018年


1月29日|3月1日|3月30日|4月28日|5月30日|6月28日|






6月28日

井上陽介トリオCD「New Stories」発売記念ツアー第四弾も無事に終了できました。
各地でお世話になった皆様、応援していただいた皆様、聞きに来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。
ゲストで参加していただいた名雪さん、Tamieさんにも感謝です。
ツアーを通してトリオとしての著しい成長を感じました。
これにていったん予定していたツアーは終了ですがこれからも色々なところに行く予定を企画中です。
どうぞ引き続き応援よろしくお願いします。

色々なことが難しい時代となってきましたが
若い人を過ごすことによって沢山のエネルギーをもらえます。
頭も心も固くならないようにするにはこれが一番かもしれません。
そして彼らの未来のためにも少しでも架け橋となれるように。
未来ある若者が希望を持って音楽を演奏していける状況を作ろうと思います。

それにしても村上JAMは盛りだくさんのイベントでした。
各方面のメディアで取り上げられているので詳細はそちらに任せます。
そこに豪華なメンバーと共に参加させていただける不思議。
人生とはかくも不思議な旅なのか。
記念撮影で春樹さんの後ろに立ったおかげでどの新聞やメディアでも写り込んでしまいました。
意図したものではないんです。
記念撮影の時に春樹さんに喋りかけられ会話をしていたんです。
結果として親戚縁者は喜びましたが。




5月30日

春はどこへ?というくらい夏を思わせる気候になってきました。
世相を反映するかのように、気候も予期せぬ方向へ。

「New Stories」発売記念ツアーも第三弾まで終わりました。
今回は北越、東北を5箇所。
様々な方々の協力を得て、沢山のお客様にきていただきました。
本当にありがとうございました。
そしてトリオのメンバーも初めての長いツアー。
誠心誠意、ベストを尽くしてくれている様子に
年は違えども、とても素敵なメンバーに出会えたことに感謝です。
若さというのはそれだけで素晴らしい、とは誰の言葉だったか、
演奏ではキャリアがある方が良いと一般的には言われますが
若い魂の発露に感動を見ることもあるのだと改めて感じました。
そして今後もどんなふうに変化していくか未知数であるのも楽しみです。
何より、自分で演奏していてとても自然に物語を語れている感じが心地よいです。
今後も色々なところで演奏していくので、チャンスがあれば是非聞きにきていただきたいです。

クリスマス時期以外でも年に一度は共演する佐藤竹善さんとのコンサート。
ここではジャズミュージシャンである事以前に音楽家としての本質を問われます。
浜離宮朝日ホールで行われたコンサートに参加して
その事を再認識させられと同時に、とても良い時間を過ごせたことに
竹善さんの、そして共演した宮本貴奈さんの懐の深さを感じました。
お客様も素晴らしくて、ホールの音響も素晴らしくて
幸せとはこういうものなのだと、感じながらの演奏でした。

自分のツアーと並行して行われている大西順子セクステットのツアー。
高槻ジャズストリートでも大歓声を持って迎え入れていただき
西日本へのツアーでもバンドとしての大きな魅力を感じていただけたようです。
何と言っても、素晴らしい才能の集まり。
全員が音楽を俯瞰できて、しかも自分を埋もれさせることなく
各人の個性を最大限に発揮できるなんて信じられない奇跡です。
こういう風にまとめあげてしまうのもバンマスの底力なのだと尊敬します。
7月のツアーファイナルまでどこまで高みに行けるのか楽しみです。

さて、全く個人的な興味としてはアメリカのバスケットの行方が
ある意味、予想通りでもあり、予想外でもあることです。
どうなることやら。ワクワクが止まりません。
ワクワクとは幸せに生きる原点ですね。
僕も沢山ワクワクを与えることの出来る音楽家を目指します。




4月28日

CD「New Stories」のツアーが本格的に始まりました。
各地でたくさんの方々に聞いていただけと事をとても嬉しく思います。
大阪、名古屋、静岡、厚木、足利と演奏してこのトリオの確かな手応えを感じています。
歳の差があり、生徒達ということもあるのですが、一度ステージに上がって演奏が始まればそんなことは関係ありません。
ただ、そこには演奏する3人の音楽家の信頼関係のみで演奏をクリエイトしていくのみ。
その集中がとても心地よく、それでいて聴く方にも楽しみが伝わるなんて、ジャズは素敵な音楽です。
僕が先輩達から受けた恩恵はそんな事を感じさせてくれる機会をたくさんいただいた事。
それを後に続く人に伝える事が恩返しだと思っています。
まだまだツアーは続きますが、各地でたくさんの方に聞いていただける事を願っています。
各地でお世話になっているお店、スタッフの皆様ありがとうございます。
僕も初心に立ち戻って頑張ります。

並行して行われている大西順子セクステットも熱い。
各メンバーの個性が際立つ演奏とオリジナル達。
こんなユニークな活動をしているバンドは他にないかもしれません。
こちらもツアーで色々となところにいくので是非聞いていただきたいです。

世の中は様々な出来事が起こっています。
特に悲しい事が立て続けに起こっている日々、人々の心の中に悲しみと怒りが充満しています。
音楽が少しでも癒しと励ましとなりますように。
そして、さようなら平成。こんにちは令和。




3月30日

平成もあとわずかとなりました。
平成の象徴でもあったイチローの引退。
これほど一つの時代の終わりを感じたことはありません。
ものすごく追いかけていたわけではありませんが
元来、野球を観戦することはとても好きなので
日本からアメリカのメジャーリーグで活躍する選手たちは
少なからず応援していました。
ヤンキースタジアムで行われたマリナーズ対ヤンキースは
イチロー対ゴジラ松井ということで現地まで観戦に。
試合自体は比較的単調な試合でしたが
イチローのホームランをもぎ取る守備を生で見ることができて感激。
鍛え抜かれた身体と技で魅了するスポーツを十分堪能しました。
その中でも特別なイチロー。
一体いつまで現役なのか、と常に驚きをもって拝見していましたが
引き際も潔く、一人の人間だったのだと少し安心もしました。
示唆に富んだ会見も最後まで楽しませてもらいました。
すべてが特別な彼らしい受け答え。
今後の動向が気になるところです。

3月は久しぶりに沖縄に行く機会がありました。
辛島トリオで毎年のように訪れ、その後、縁あって
ボーカリストの安冨祖さんのプロデュースをする機会があり
沖縄での凱旋コンサートに行くなど
縁を感じる土地でもあります。
その安冨祖貴子さんとニューヨーク時代からの友人、知念くんにも
再会することができたり、懐かしい面々にも会うことが出来ました。
そして新しい出会いもあり、また行きたくなる魅力たっぷりの土地です。

そして楽しみにしていた5年ぶりのしおのやいだのツアーがありました。
ポップスとクラシックとジャズが絶妙なバランスで融合。
みなさん素晴らしい技量と情熱で取り組んで感銘を受けました。
そして何より全てを受け止めて自分の世界にしてしまうヤイコの
アーティストとしての懐の大きさを感じました。
バンマスのソルトくんもアレンジにピアノに歌に大活躍。
ブルーノートでのライブはCDとなるようでこちらも楽しみです。
それにしても自分の限界に挑戦する機会。まだまだ頑張らねば。

それに続いてアースシェイカーのマーシーさんとの共演も。
まさかMOREを共演できる日が来るとは。
オーガナイズしていただいたTSWさんに感謝です。

そして「New Stories」発売記念ツアーが始まり
大西順子さんのツアーもたくさんあります。
皆様に聞いていただけることこそ幸せです。
心を込めて、その時々を大切に演奏します。




3月1日

2月28日、渋谷のJZBratにて井上陽介CD「New Stories」の発売記念ライブが無事に終了しました。
たくさんのお客様に来ていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
普段よく来ていただくお客様、時折来ていただく方、初めての方、懐かしい友人、生徒たち
関係者の方々、ありがとうございます。
ここでは全ての方の名前をあげることはできませんが
全てのメンバーにゆかりの深い国府弘子さん、山下伶さんにも来ていただきました。
そして村上春樹さんにも。
トリオとしても初のライブでしたが、生き生きとした演奏ができて良いスタートとなりました。
ある一日、一つのところに集まって僕たちが奏でるジャズを聞いてただくなんて奇跡ですね。
いろんな感情が混ざった大切な1日となりました。
お世話になったスタッフの皆様も本当にありがとうございました。
トリオはこの後、全国をツアーで回ります。
各地で皆様に聞いていただけるのを楽しみにしています。

2月も心に残る出来事や出会いがたくさん。
人生の時間を無駄にしないように感性豊かに生きていきたい。
一つ一つのことを大切に、していきたい。
演奏して聞いていただく方に、人生は素晴らしい時間の連続だと実感していただきたい。
そんな風に思います。




1月29日

新年が明けてはや1ヶ月。
時の流れの速さに争うことには諦めました。
1日が終わる時に、ああ、今日も大切な1日が終わってしまった。
明日もどんなことがあっても一瞬を大切に生きようと
そんな風に思う今日この頃です。

1月16日についにアルバムが発売になりました。
この世に生を受け、ミュージシャンを志し、
ジャズという音楽に出会いそれを生業として
幸運にもリーダーアルバムを作らせていただく機会に
9回も恵まれたことに奇跡を感じ
出会った人々すべてに感謝の念を抱く日々です。
今回のアルバムは新しい才能との出会いから生まれた
自分としてはまさに蘇生のドキュメントです。
ピアノの武本和大、ドラムの濱田省吾に感謝。
それも前回のアルバムが好評だったおかげでもあり
ここにも縁による人生の大河の繋がりを感じ
支えてくれている人々に感謝です。
発売して2週間ほどですがアマゾンでのランキングが一位になるなど
反響が大きくてとても嬉しく思っています。
出来るだけ沢山の人にこの新しいサウンドを届けられたらいいなと思っています。
これからCD発売記念ライブを各地で行いますので
お時間のある方は是非、生でもこのトリオのサウンドを聴きに来てください。

そして今年も色々な活動に呼んでいただいております。
大西順子さん、塩谷哲くん、渡辺香津美さんなどを始め
その他、素晴らしいミュージシャンとの共演ばかりなので
そちらの方も是非チェックして見てください。

あ、明けましておめでとうございます。


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